ほん怖…
2012/8/16 (木) 10:35:52 | Posted by 田川伸治
昨日の怪談話いかがでしたでしょうか?
残暑厳しい折、皆さんに少しでも涼んでいただこうと思い執筆したのですが、夜中に夢にうなされた方がいらしたのではないかと「それなりに」心配しておりました(笑)。
<(_ _)>
それよりも、その宿が気になった方がおられるようなので、一応場所を特定されることのないよう十分に配慮しつつ、建物の外観を掲載しておきますね。
まぁだいたいこんな感じです(笑)。
「メンバーの話を」というリクエストがありましたので、先日池森さんから伺った話をひとつ紹介したいと思います。
※怖い話が苦手な方は、これより先へは「絶対に」読み進めないようお願いします!
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あれはちょうど一ヶ月前、7月15日のことでした。
「神の雫」のミュージックビデオ撮影を翌日に控え、山梨県・石和温泉の旅館へ泊まった僕。
電車で向かい、途中寄り道をすることなく、宿に到着したのは日が少し傾きかけた夕刻。
その日はとても蒸し暑かったのだが、案内された部屋はなぜかひんやりとしていた。
エアコンは作動していないようだ。
「風邪をひいたか」
いや違う。首から背中にかけてだけが妙に冷たい…。
窓を開けてみる。
眼下には駐車場、その先は静かな町並み、静寂の中で微かに聞こえる川のせせらぎ。
やがて辺りは薄暗くなり、部屋の灯りをつけようとしたその時…。
近づく足音。途中何度か立ち止まりながらも次第に、そして確実にその音は大きくなってゆく。
ついに扉の前まで近づいたその瞬間!
「わぁーーーーーっ!!」
決して大きくはないが、何かに怯えるかのような、低い、うめき声。
そして静寂…。
背筋はすでに凍りつくほど冷たくなり、思うように動けない。
《扉を開け、廊下の様子を伺うべきか?》
しばらく扉のノブに手を掛けたまま自問自答を繰り返す中、次に聞こえてきたのは携帯電話のシャッター音?
カシャッ……
カシャッ………
カシャッ…………
「よしっ!」
《えっ?よし?!》
その後、その人物は鍵を開け、隣室へと入って行くのであった……。
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というわけで、「ほんとにあった“別角度から見た”怖い話」でした(笑)。
ちなみに、その日リーダーは(先日Rec.を終えた例の曲の)アレンジ作業をひとり進めておりまして、撮影場所には当日ロケバスでマネージャー&スタッフさんと一緒に入られました!!
その節は、二人だけ前乗りさせていただき、ほんとにスミマセンでした!!
(;A´▽`A
本日も「伝説系」です♪(笑)
(=゜ω゜)ノ